自己紹介をお願いします

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はじめまして!福島県でWebライターをしている、かのえりです。2023年に活動し始めたので、ライター歴は2年ほどです。

出身は青森県。宮城県にある建築系の専門学校を卒業後、そのまま県内のハウスメーカーに就職しました。転職をしながら7年近く建築業界で働いていました。

私が就職した時期は東日本大震災直後で、建築業界は復興に向けて大忙し。新入社員の私も例外ではなく、忙しすぎて当時の記憶はほぼありません。上司や同僚には恵まれていたものの、積み重なるハードワークの末、体調を崩してしまい、建築業界を離れる決断をしました。

その後は事務職に転職し、結婚を機に退職。夫の住む福島県へ引っ越しました。結婚後しばらくはパート勤務をしていましたが、現在はWebライター1本でがんばっています。

ライターを始めたきっかけを教えてください

ライターを始めたきっかけを教えてください

結婚を機に退職した時、「これからも家庭の事情に合わせて仕事を辞めるかもな」と漠然と思っていました。これはネガティブな気持ちからではなく、なによりも家庭を大切にしたいという想いからです。

その頃から「時間や場所にとらわれない働き方」を考えていました。ただ、あくまで考えていただけで、行動に移したのはもう少し先です。

福島県に引っ越してからは時短のパートで働いていましたが、これがうまくいかなくて…。人間関係や仕事内容などさまざまな理由で続かず、3年間で4回もパートを辞めてしまいました。

「自分には家庭と仕事の両立は難しいかも」と悩んでいた時、SNSでWebライターについて紹介している投稿を見かけたんです。「これだ!」と直感で飛び込みました。初期費用もあまりかからないし、書くことは苦ではなかったので「自分にもできるかも?」と軽い気持ちで始めました。

ライターとしての初仕事はどんな内容でしたか?

ライターとしての初仕事はどんな内容でしたか?

初仕事はランサーズで応募した「美容系ユーチューバーの動画内容まとめ記事」です。動画で使用している化粧品の詳細と使い方を詳しく解説し、読者に商品の購入を促す内容でした。

正直なところ、普段からメイクはしていたので化粧品については問題ない。動画の順番通りに商品について執筆すればいいだけだから「簡単そうだな」と、甘く考えていました。

しかし、いざ取り組んでみると聞いたことのないメイク道具が出てきて、何に使ってどんな効果があるのかまったくわからなかったんです。メイクは好きな方だと思っていましたが、実は最低限の知識しかなく、美容ジャンルへの興味・関心もそこまで強くなかったんだと気づかされました。

「読者に何を伝えたいのか?」

「どんな疑問を持って読み進めるのか?」

こういった視点を持たず、とにかく納期に間に合うように仕上げることだけを考えていました。高評価はいただきましたが、自分の書いた記事が求められていた内容と合っていないと思い、とても悔しかったです。

この気持ちは今でも忘れられません。

現在のライターとしての仕事内容を教えてください

現在のライターとしての仕事内容を教えてください

現在は、建築業界で働いていた経験を活かし、住宅建築に関するSEO記事や工務店ブログを中心に執筆しています。

自分の知識や経験を活かせる分野なので、やっぱり建築関係の記事が書きやすいです。ただし、経験があるといっても10年前の話なので、新しい技術や流行りのスタイルに遅れないように日々情報収集は欠かせません。

また、ライティング技術を高めるための勉強も必要です。学んだことをインプットして、実際の執筆でアウトプットする…その繰り返しですね。

ライターをしていて大変だと感じる時を教えてください

ライターをしていて大変だと感じる時を教えてください

大変だと感じることはたくさんありますが…営業や経理も自分でやらなければいけない点ですかね。会社員時代は設計や事務の仕事しかしていなかったので、営業も経理もまったくの畑違い。でも、営業しないと仕事はもらえないですよね。気合いでなんとかがんばっています。

また、基本的にすべて自分で判断して進めなければいけないので、孤独だし不安も感じます。孤独感はライターコミュニティに入ってかなり少なくなりました。同じ立場の仲間がいると、相談もしやすく心強いです。

ただ、仕事に関する決断や責任は自分にあるので、まだ少し不安なところもあります。こればっかりは経験を積んで自信をつけていくしかないのかな…と思います。

あとは、自己管理をしっかりしなければいけないところですね。自宅で仕事をしていると誘惑が多くて困ります。タイマーを用いて作業と休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」を取り入れ、集中力が途切れないように工夫していますが、いまだに「これ!」という解決策は見つかっていません。

大変な時、どうやって乗り越えましたか?

大変な時、どうやって乗り越えましたか?

ほとんどの場合、人に相談して乗り越えました。ライティングの悩みに関しては、ライターコミュニティの信頼できる仲間に相談しています

フリーランスになって最初のころは、「誰の目も気にせず仕事ができる!サイコー!」と思っていました。しかし、2か月もすると強烈な孤独感と不安感に襲われるように…。「自分のやっていることはすべて間違っているんじゃないか?」と思い、ひとりで泣いた日もあります。

そんな時、「いつか入りたいな」と思っていたライターコミュニティのメンバー募集をたまたま目にして、すぐに入会しました。そこから福島県のライターコミュニティにつながり、今では心の支えになっています。

やはり、身近に相談できる仲間がいるというのは、心強いものですね。ライターコミュニティに入って本当に良かったです。

経理面でわからないことが多く大変な時は、経理職の夫に相談しています。フリーランスになると決めたからにはお金の勉強もしなければと考えていましたが、やはり専門家に聞くと、早く確実に問題を解決できます。

私の場合、大変なことにぶち当たった時、ひとりで乗り越えることはできませんでした。もちろん自分でがんばるのも大切ですが、場合によっては人に頼ることも大切だと実感しています。

ライターという仕事を選んで良かったことを教えてください

ライターという仕事を選んで良かったことを教えてください

まずは、働く場所や時間を自分で選べることです。家庭の事情やその日の体調によって、稼働時間を調整しています。もちろん、納期は守らなければいけないので、朝起きてから夜遅くまで仕事する日もありました。

ただ、自分が一番落ち着ける家で仕事ができるので、会社に勤めていたころよりも気持ちはかなり安定しています。

また、努力が収入に反映されやすいところも良かった点です。会社員時代は月給制だったので、どんなにがんばってもお給料が劇的にアップするということはありませんでした。

現在は記事の質や納品数に応じて報酬が変わるので、がんばりが直接反映されてやる気につながります。収入が安定しないという不安もありますが、それ以上に努力が報われた時の喜びにはかないません。

ライターとしての目標や挑戦したいことを教えてください

今後はインタビュー記事に挑戦して、人の魅力を文字にして伝えられるライターになりたいです。私のインタビュー記事を読んだ人が「この人に会いにいきたい」「この商品を使ってみたい」「この職業に就きたい」なんて思ってもらえたら、本当に嬉しいです。

また、読んだ人の心がポッと温かくなるような文章を書きたいとも思っています。悲しいことや悔しいことがあった日でも、「また明日がんばろう」と思ってもらえるような記事を世の中に出していきたいです。

この記事を書いたライター

執筆者

かのえり

「心がポッと温かくなる記事」を目指している、フリーランスWebライターです。ハウスメーカーや建築会社に6年勤務していた経験と知識を活かした建築系の記事が得意です。人や物の魅力を文字にのせて伝えていきます。

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