在宅ライターの私が取り入れている7つのルーティン

在宅で働く場合、時間の使い方は基本的に自分の好きなように決めて構いません。これは一見魅力的ですが、落とし穴もあります。
「いつまでも作業し続けてしまう」
「オンとオフの切り替えできず、体調を崩す」
という経験をした人もいるのではないでしょうか?かくいう私も、オンとオフの切り替えができず、体調を崩したライターでした。
解決策として提案したいのが「仕事を始める前、仕事中の日課=ルーティンを作ること」です。オンとオフの切り替えをすることができます。
また、開始前の日課を遂行することも大事ですが、仕事最中にも日課を作ることで長い時間集中できるのでおすすめです。
この記事では私が取り入れている、皆さんにもおすすめしたいルーティンを7つご紹介します。
- ジョギング・ランニングをする
- 顔を洗ってスッキリする
- 必ず仕事着に着替える
- メールを確認する
- 昼寝をする
- こまめに水を飲む
- 読書をする
詳しく見ていきましょう。
ジョギング・ランニングをする
在宅で働くようになると、通勤のような日常的な移動がなくなります。外に出る機会が減ることで、運動不足を感じやすくなり、体のだるさや集中力の低下にもつながります。
私の場合、会社員を辞めて在宅でライターとして仕事を始めてからは、朝のジョキングを習慣に取り入れました。毎朝30分ほど走ることで、体が目覚め、頭もすっきりした状態で仕事に取りかかれるようになっています。最初はやや億劫に感じることもありましたが、続けるうちに心身の切り替えに欠かせない時間になりました。
いきなりランニングは難しいと感じるなら、ジョキングや早歩きから始めてみてください。大切なのは、朝のうちに体を動かして、仕事への集中力を高める環境を自分でつくることです。
顔を洗ってスッキリする
在宅での仕事は、始業のチャイムも出社のプレッシャーもありません。だからこそ、自分の中でスイッチを入れる必要があります。そこで私がやっているのが「顔を洗ってスッキリする」ことです。
冷たい水で顔を洗うと、眠気が一気に引いて頭が冴えてきます。ぼんやりした気持ちから仕事モードへ切り替えるために、このひと手間が意外と効果的です。
また、在宅ライターであっても、クライアントとのオンラインミーティングや面談など、カメラ越しとはいえ顔を見られる機会はあります。寝起きのような表情や乱れた身だしなみだと、相手に悪い印象を与えかねないため注意しなくてはいけません。
顔を洗うという行為は、身だしなみの一部であると同時に、心の準備をするためにも重要と私は考えています。皆さんも、仕事に向かうための小さな儀式として、毎日のルーティンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
必ず仕事着に着替える
在宅で1日を過ごす予定でも、私は必ず仕事着に着替えています。寝間着のまま作業を始めてしまうと、気持ちが緩んで仕事に集中できません。服を着替えることで頭のスイッチが入り、自然と姿勢や意識も整ってきます。
もちろん、スーツや制服を着る必要はありません。私も前職が飲食業であったこともあり、フォーマルな服装はめったにしません。それでも寝間着のままでは気が引き締まらないため、Yシャツにジーンズに着替えてから仕事に取りかかっています。
メールやチャットを確認して対応の優先順位をつける
パソコンを立ち上げたら、まずメールやチャットを確認するようにしています。在宅ライターの連絡手段は、基本的にメールやチャットが中心です。案件に関する細かな調整や納期の連絡など、大切な情報が届いていることも多いため、パソコンを立ち上げたら、一番に確認することを習慣化しています。
クライアントとのやり取りは、大半の場合文章ベースで進むため、対応が遅れると信頼を落としかねません。
だからといって、メールの返信に時間を取られてしまうと、執筆作業に集中できなくなります。だからこそ、1度整理し、優先すべきタスクを見極めることが大切です。これをルーティンにしておくことで、気持ちの余裕を保ちながら仕事を進められます。
昼寝をする
朝から仕事を始めていると午後にはどうしても集中力が落ちてしまうので、昼休憩を確保し、数分だけでも昼寝するようにしています。
ほんの短い時間でも、目を閉じて体を休めることで頭がスッキリし、その後の仕事にも集中できるので、おすすめです。眠気を我慢しながら作業を続けるより、一度リセットしたほうがパフォーマンスは確実に上がります。
在宅ライターは自分のリズムで働けるため、休憩も自由に取って構いません。だからこそ、集中力を維持するためにも、計画的な休憩をルーティンとして取り入れましょう。
こまめに水を飲む
仕事に集中していると、水を飲むのを忘れてしまうことがあります。私も会社員時代は、気づけば1日中ほとんど水分を取らなかったため、作業中に頭がぼーっとしたり、作業のペースが落ちたりするトラブルに見舞われがちでした。
在宅ライターになってからは、長時間座って作業することも増えたため、意識的に水を飲むようにしています。常にデスクに水を置いておき、こまめに飲むことをルーティン化しました。
水分をしっかり取ることで頭が冴え、集中力も持続します。小さなことですが、仕事のパフォーマンスに直結する大切な習慣です。
読書をする
在宅ワークは自分のペースで仕事ができる反面、気付かないうちに長時間作業してしまうこともあります。集中し続けるのは良いことですが、限度を超えるとオーバーワークになり、体調を崩す原因になるため注意が必要です。
そのため私は、仕事が終わった後に読書の時間を取るように心がけています。本を読むことで頭を切り替えられるうえに、仕事の緊張から自然と気持ちが緩むのでおすすめです。
1日の終わりに読書を取り入れることで、オンとオフの切り替えがうまくいき、翌日もすっきりした状態で仕事に取り組めるため、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
在宅ライターはおすすめ

私自身、在宅勤務を始めてから生活スタイルが大きく変わりました。会社員の頃とは比べ物にならないほどに自由に時間を使えるようになったため、働くことへの意識も変化しています。
ここでは、これから在宅ライターを目指す方に向けて、私の実体験をもとに、この働き方をおすすめしたい理由を2つ紹介します。
- 時間に縛られず行動できる
- 健康な生活を目指せる
詳しく見ていきましょう。
時間に縛られず行動できる
在宅ライターの魅力のひとつは、始業・終業の時間に縛られず、自分のタイミングで動けることです。もちろん、納期という締め切りはありますが、その日のスケジュールを自分で決められる柔軟さは、会社勤めにはない利点でしょう。
ただし自由には自己責任が伴います。生活のリズムが崩れると仕事が思うように進まず、納期に追われてしまうこともあります。
だからこそ、仕事に入る前や終えたあとのルーティンを持つことで、オンとオフを切り替えられるようにすると作業もスムーズです。
健康な生活を目指せる
時間に余裕ができたことで、自分の体と向き合う時間も増えました。会社員時代は決まった時間に拘束されていたため、運動や休養の時間を確保しづらかったのも事実です。長時間このような状態が続きがちだったため、やはり体力的・精神的にもやられてしまいました。
在宅ライターは、自分でスケジュールを組めるからこそ、体調管理もしやすくなります。私もジョギングなどの運動を日課に組み込むようにしたことで、体が軽くなり、気分も安定しやすくなりました。
仕事のパフォーマンスを支えるためにも、こうした健康的な習慣を取り入れることも大事だと私は思っています。
在宅ライターは「自分なりのルール作り」から
在宅ライターとして働くことには、自由と柔軟さという大きな魅力があります。しかしその裏には、自分を律する力と、継続できるルーティンが欠かせません。
- 毎朝同じ時間に顔を洗う
- 仕事着に着替えて気持ちを切り替える
- 昼食後に短時間の昼寝を取り入れる
- 読書などで仕事終わりのリズムを作る
こうした習慣を通して、在宅ワークの中でも集中力を保てるようになります。結局のところ、在宅ライターは自由な働き方ができるのが強みですが、それをどう活かすかは人それぞれです。自分にとってベストな環境を見つけ、それを少しずつ整えていきましょう。
たとえば朝のルーティンを作ることで1日がスムーズに始まり、気持ちに余裕が生まれます。また、仕事後の読書や運動を取り入れるだけでも、生活リズムが出て、より充実した時間を過ごせるようになるでしょう。
これから在宅ライターを目指す方は、自分に合った働き方を考えたうえで、それを実現できる環境作りから始めてみてください。
この記事を書いたライター

紅谷圭佑
現在フリーランスのWebライターとして活動しています。前職は飲食業でバーテンダーとバリスタを経験。ライターに挑戦したきっかけは、文章で読者の悩みを解決して喜んでもらいたいと考え始めたから。得意ジャンルは「勉強」「転職」「メタバース...